傾斜地を利用し、土地内に自転車競技の練習用コースを造成!
美作市中心部から少し離れた、標高約220mの山の中。
Iさんは道路を挟んで北と南に分かれた2面の土地を所有しており、その北側の土地内に平屋の家を自分で建てて生活されています。
こちらは図面を元にしたイメージ画像です。 主に、土地の西側に広がる傾斜地を自転車競技の練習用コースとして開拓されているようですね。 |
敷地入口付近から見上げた、コースの様子。
ここからでもかなりの高さと傾斜が見て取れますが、内部はどのような感じでしょうか?
中を少し歩かせていただきました。
コースの北側付近からスタート。左奥に見える家屋が現在の標高を物語ります。
ヘビのように曲がりくねった、緩~急の勾配が続く自作コース。
未舗装の路面はデコボコとした泥道で、緑の木立が覆う山の中故に落ち葉が溜まっていて滑りやすい箇所も。
他にも、垂直に近い坂や段差、急カーブなど、運転技術が求められる仕掛けがあちこちに見られます。
下まで降り立ち、感嘆しながらコースを見上げていると、Iさんの息子さんが実際に走行を見せてくれました!
大人でも躊躇ってしまいそうな急斜面も何のその!日々の練習の中で着実に磨かれてきたものが光ります。
道向かいにある所有土地も急傾斜地。 いずれはこちらもコースとして開拓されるのでしょうか? |
山林は平坦部だけでなく、多くは斜面も付き物。
なかなか有効な活用方法が見付けられず嫌厭されがちな印象ですが、「斜面であること」を利点に捉え、自転車競技用の練習用コースにするというIさんのアイデアには目からウロコでした。
なお、息子さんは練習の成果を発揮し、参加する様々なレースで好成績を納めているとか!
今後益々のご活躍と嬉しい結果のご報告をお待ちしています。
この度は現地を取材させていただき、ありがとうございました。(2024年3月取材)
所有する土地内に自転車競技の練習用コースを造られたとのことで、現地へ取材にお邪魔させていただきました。