ホーム » 体験者レポート » ログハウス造りからスタート
体験者レポート 永住田舎暮らし

ログハウス造りからスタート

 
赤磐市の200戸ある大きなマンションで生活をされていたSさん。現在は赤磐市に移住され、なんとご自分で一からログハウスを建てながら田舎暮らしを楽しまれています。ログハウス生活から田舎暮らしまでいろいろお話を伺ってきました。

ここの土地に決めたきっかけは何ですか?
は じめはただ田舎暮らしがしたいと思っていたんですよ。当時は中古の物件を探していたんですが、自分の考えに合った物件がなかったんです。それに新築にする つもりもなく、迷っていました。色々考えていたら、『自然と暮らす』さんに呼ばれてこの土地を見に行きました。明石市の時に比べたら空気がキレイで、静か で、星もキレイに見えます。山の中でもないですし、病院、役場、スーパーも約10分近くで行けるんですよ。また赤磐市にある大規模住宅団地(ネオポリス) も近くにあります
ね。自然の中でも便利性があるということで決めました。

ログハウスのきっかけは何ですか?
ログハウスは断熱性があって湿度を調整してくれることを知りました。また、くつろげる雰囲気があり、素人が建てるのはログハウスが簡単だと思って挑戦してみました。

造っている中で苦労している点はありますか?
1 人で造っているので、どうしても作業が遅くなりますね。人数がいた方が短い時間でできるけど。でも逆に1人の方が自分のペースでできるし、1つ1つの作業 を終えるたびに達成感や喜びは大きいですね。あと今はまだ電気が通っていないから、不便なところもありますが、少しずつ慣れてきています。(笑)
10 月中旬にフィンランドで加工した材木が入ってきて、しばらくはブルーシートを掛けて土地においていました。それから3ヵ月後の1月の中頃からログハウスを 建てはじめました。手をつけ始めたのが3ヵ月後だったので木がぐにゃぐにゃになってしまったんですよ。(笑)それでまた強制したり加工したりしないといけ ないのでかなり時間がかかってしまいました。

床板は1人で運びました

床板は1人で運びました

まだ未完成の屋根内観

まだ未完成の屋根内観

きれいな瓦葺き屋根

きれいな瓦葺き屋根

ログハウスが組み終わったのはいつごろですか?
組 み終わったのは6月中旬で4ヶ月から5ヶ月近くかかりました。梅雨が入る前までに終わらせたかったので日の出から夕暮れまで1日中作業していました。屋根 は、初めは自分でしようと思ったのですが、丈夫な屋根の方が言いと思って業者さんに頼んで長持ちする瓦葺きにしました。

床の作業途中

床の作業途中

工夫したところはありますか?
今は床を作っている途中なんですけど板と板をつなげるのに釘を打って床を作っています。ボンドを使って床をくっつけるのが普通だけど、ボンドを使いたくない からあえて釘を使っています。でも床板が厚いから、釘も特殊なものになってしまって…ホームセンターには売っていないから発注しているものもあります。で も作業していく中で新たな発見があって楽しいです。

たくさん道具がありました

たくさん道具がありました

板1枚に釘10本使っています

板1枚に釘10本使っています

ゆっくりと自分のペースで・・・
自慢のログハウス完成までもう少し!!

ログハウス完成はどのくらいですか?
そうですね。あと1年か2年後ですねー。(笑)外回りは、あとドアの額縁をしないといけない。内回りは床がまだまだかかりそうだからこれからが大変だね!

完成後にやってみようと思うことはありますか?
果樹園をやってみようと思うけど、サルのエサになってしまうから果物ではないものを作りたいです。何もないのは寂しいからハナミズキやイチョウなど植えたい
ですね。

大好きな詩吟を聞かせてくれました♪完成後の生活が楽しそうですね。
近 くにスーパーや病院もあって安心ですし、こちらに越してきて地元の方たちが良く行く定食屋さんや温泉を通じて地元の方々と仲良くなったため、今後の交流も 楽しみです。あと明石市にいたころから詩吟が趣味だったので、詩吟をまたやりたいですね。ログハウスは音響効果があってすごくいいです。だから歌がうまく なった感じがしますよ。(笑)

外観はほぼ完成しています

外観はほぼ完成しています

自慢の家になりますね。
完成したら、明石市の詩吟の友人やこちらの友人を招待して是非自分のログハウスを見て欲しいです。ここまで出来たら住めないことはないので、張りきらずにのんびりと作業していきたいです。

田舎暮らしをしようとしている人へ
私は田舎暮らしって思った以上に楽しい、おもしろい!と感じています。特に私の場合、自分の力で1から造っていくことが達成感や喜びを増し、生きがいに感じます。

寒い中笑顔で話をしてくださいました

寒い中笑顔で話をしてくださいました

今回取材をした日はとても寒い日でした。寒い中取材を受けていただいたSさんには感謝しています。ログハウスはまだ未完成でしたが、中に入るとマツの木の香りがして、暖かい雰囲気になりました。
取材をしていく中で思ったことは、Sさんは暖かい方で過去の話や現在の話をとても楽しそうに話してくださいました。自分のペースでゆっくりと作業をされてい るので完成までにあと1、2年はかかるそうですが、完成が待ち遠しいですね。完成したらまた伺わせていただいて、Sさんの自慢話をゆっくりお聞きしたいです。

取材日10.12.13

Copyright © 2015 Sizento kurasu Co., ltd. All right reserved.