中古物件のメンテナンスについて知りたい
水道管の凍結防止について
一般的に、水道管は気温がマイナス4℃以下になると凍結の恐れがあると言われています。
(風当たりが強かったり、日陰の場所だとマイナス1℃~2℃程度でも凍結の可能性があります)
冷え込みが厳しくなってきたら要注意!
冬場に長期間家を空ける方も必ず、下記の水道管の凍結防止対策を行ってください。
①露出している水道管や蛇口に、布やタオル・保温材等を巻く
②水道メーターの周りに、発泡スチロールや布・保温材等を巻く
③水道の水抜き作業を行う
※水抜きの仕組みと方法についてはこちらをご参照ください。
→ウェザーニュース:水道管凍結や給湯器故障に注意!正しい水抜きの方法
「水道管が凍結してしまった!」そんな時は・・・
①日中に自然解凍するのを待つ
②凍った部分にタオルを掛け、50℃以下のぬるま湯をゆっくり掛けて溶かす
ただし、熱湯は厳禁です!早く溶けてほしいからと熱湯を使用すると、
熱膨張が起き、水道管が破裂する恐れがありますので絶対にやめましょう。
雨漏りから家を守ろう!
雨漏りの原因となる箇所は、経年劣化による外壁のヒビ割れやベランダ・サッシ枠など多岐に渡りますが、一番多いのはやっぱり屋根まわり。
特に中古物件では安全・安心のためにも、5~10年間隔で定期点検することをオススメします。
そして、見落としがちなのが雨樋のメンテナンス。内部に落ち葉やゴミが詰まったり、壊れたりすると、樋から雨水が溢れるだけでなく雨漏りの発生にも繋がります。
梅雨の前や落葉の季節など、雨樋に異常がないか定期的に見回る習慣を!
なお、雨樋の掃除や修理は自分で行うこともできますが、高所での作業は危険が伴います。
思わぬ事故を招かないためにも無理はせず、専門業者に任せるようにしましょう。
参考リンク:
▼美作市-冬季の水道管の凍結にご注意ください
▼真庭市-寒波による水道管凍結にご注意ください!!
▼岡山市-水道管の凍結対策
▼LIFULL HOME’S-雨から建物を守る「雨樋(あまどい)」の重要性とメンテナンス方法とは?
▼at home-一戸建てでの暮らしについて
▼日本DIY・ホームセンター協会-住まいのメンテナンス
この項目では、トラブルの多い『水道管の凍結・破裂』や『屋根等の雨漏り』の対処・予防方法についてご紹介します。